いつもは自分の予想について書くことが多いのですが、
珍しく『プロ予想家』について私の考えを書きたいと思います。

「プロ」という称号を聞くと、何やら上手そうに聞こえますが、
予想家ではなく、まずは料理人や歌手、画家、小説家など
他の技能系の業種を想像してみてはいかがでしょうか?
必ずしもプロという称号こそ付いてはいませんが、
プロとして、その道で飯を食べている人は少なくありません。

どの業種でも必ず「上手・下手」はあります。
調理師免許を取って飲食店で料理している人でも、
レコード会社に所属して曲を出している人でも、
出版社と契約して書籍や画集を出版している人でも、
皆、プロとして認められて仕事をしているのです。
企業にしても「上手い!」「売れる!」と思うからこそ
雇用契約を結んで商品を販売しているのでしょうから、
経営に関係ない部外者がとやかく口出しする問題ではないと思います。

プロ予想家にしても自分自身でプロを名乗っているわけではありません。
ちゃんと所属している会社がプロ認定しているのですから、
それで十分れっきとしたプロと言えると思います。
通常、大手競馬サイトであれば、公開の仕方こそ違いはありますが、
基本的に過去レースの予想成績は公開されています。(一部例外あり)
予想の購入を考えているお客さんは、その予想成績を見て、
自分で判断して予想を購入するか決められるのです。

これを他の業種に例えるなら、
飲食店の店頭で試食させたり、CDのサンプル曲を試聴させたり、
デジタル媒体なら書籍を数ページ試し読みさせるのと同じです。
フェアーではないでしょうか?
こそこそと予想成績を隠したり、嘘の成績を捏造しているのであれば
非難されても仕方ありませんが、予想成績を公開しているのであれば
何の謂れもないと思うのですが・・・

それと『予想』というのは、あくまで予想家の見解(見立て)です。
「このレースでは○○が来そうだと思っていますよ」と言うだけで、
「○○を買えば絶対に儲かりますよ」と言ってるわけではありません。
一部のお客さんは大きな勘違いをなさっているようですが、
あくまで「○○が来そう」という単なる見解に過ぎないのです。
その見解の精度は過去の予想成績である程度は判断できると思いますし、
過去の成績が必ずしも未来の成績を保証するものでもありません。
ギャンブルですので、その時々の『運』の要素も多分にあると思います。

大切なことは「買う・買わない」は、お客さんの判断なのです。
もし予想を買ったとしても、「その予想に丸乗りするか?」
参考程度に留めて、「自分でアレンジして馬券を買うか?」
常に、お客さんには自由に選択する道があるのです。
ですので、『プロ予想家』という商売については、
基本的には、批判したり、叩く対象ではないと私は考えています。
それに、他人を批判しても予想が上手くなるわけではありませんからね(笑)