私にとって競馬は、『馬券に絡む確率の高い馬を見つけるゲーム』です。
その確率を正しく導き出すのは極めて難しいことですが、
難しいからこそ、やりがいがあり、
難しいからこそ、楽しいと感じます。
確率を算出する計算式こそが『勝利の方程式』だと思いますし、
その『勝利の方程式』を作り出すことこそ、私にとっての夢でもあります。
おそらく一般の競馬ファンとは少々視点が違うかもしれません。

馬券でもっとも売れているのが3連単、そして3連複の順となっています。
これら2つの馬券式別で全体の5割ほどを占めています。
少ない投票金額でも高配当が期待できる魅力的な馬券ではあるのですが、
的中させるのが難しい馬券でもあります。
確率的にシンプルな馬券ほど的中しやすくなります。
従って、一番的中させやすいのは複勝になるわけですが、
複勝は配当が低いため、予想精度が高くないと利益を出せません。
かと言って、3連単だと的中した場合の配当は高くなりますが、
的中する確率は極めて低いので、なかなか的中しません。
点数を増やせば的中する確率は上げられますが、
増やせば増やすだけ回収率が下がるので、
点数を増やして高配当を狙うくらいなら、
ホドホドの配当を少ない点数で仕留めた方が効率的だと思います。
複勝で利益が出せなくても、ある程度の的中率があるのなら、
2頭を組合せてワイドや馬連で狙う方が効率的だと私は考えます。
こうしてできたのが今の予想スタイルです。
確率と効率を考えると、「この辺が落としどころ」となったわけです。

“競馬の上手さ”には、大きく分けて2つあると思います。
1つは『予想精度』で、もう1つは『馬券選択』です。
「どの馬券式別に、どの馬番を持って来るか」
これこそが予想家の技量、つまり競馬の上手さではないでしょうか?

予想精度が低く、馬券に絡む馬が見えない予想家ほど、
馬券を絞れず、あれもこれもと手を広げ過ぎて、
当てても回収率が低かったり、トリガミになったり、
非効率な勝負を続けることになるのではないでしょうか?
なら、「絞れない時は馬券を買わなければ良い」と思うのですが、
- 予想をしてしまうと馬券を買わずにはいられない -
以前の私もそうでしたが、それが予想家の悲しい性だったりします。
「買わない」という選択ができるのは、
ある意味では、聡明で上級な予想家なのだと思います。

競馬は回収率と勝率(的中率)を考えながら、
馬券に絡む確率の高い馬を見つける高度な戦略的頭脳ゲームです。
お金が絡むだけに、予想家の人間性があらわになったりします。
だからこそ冷静に向き合うことが非常に大切なのだと思います。